8月3日、「第21回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」オープニングコンサートを
開催いたしました。
アカデミー全講師陣と修了生が出演し、他では聞くことのできない豪華な共演に
多くのお客様がご来場くださいました。
あ
V.レイノルズ:コールズ・アンド・エコーズ
トランペット/T.フートゥン、J.ベルワルツ (以下、出演者 敬称略)
あ
A.コープランド:静かな都市(原典版)
クラリネット/J.ヴォワザン サックス/J=Y.フルモー
トランペット/T.フートゥン ピアノ/羽石道代
あ
I.ストラヴィンスキー:八重奏曲
フルート/工藤重典 クラリネット/W.フックス ファゴット/R.ガラー、三好彩(修了生)
トランペット/J.ベルワルツ、T.フートゥン トロンボーン/山本浩一郎、D.ヨー
あ
演奏者の中には海外からお越しいただいている方も多く、音楽によって様々な国籍の方が
一つになっていることを実感しました。
また、客席とステージが近いということもあり、普段見ることのできない演奏者の方々の息遣いまで
感じることができました。
あ
F.ドップラー&K.ドップラー:ヴェルディのオペラ「リゴレット」の主題による幻想曲
フルート/J.ケナー、工藤重典 ピアノ/成田有花
あ
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ハ短調 BWW.526
サックス/須川展也、O.マーフィー、福井健太(修了生)
あ
V.エワルド:金管五重奏曲 第3番
トランペット/J.ベルワルツ、T.フートゥン ホルン/J.プリュッカー
トロンボーン/山本浩一郎 テューバ/吉野竜城
あ
木管、金管そしてピアノの音が会場全体をつつみこみ、演奏後は長く大きな拍手が続きました。
あ
明日からは、ソラモ、楽器博物館、音楽工房ホールでもコンサートが開催されます。
浜松が音楽の街として、もっと多くの方に知っていただけたらと思いました。
あ
(こちらの記事はインターン生、大貫綾香が担当いたしました。)
カテゴリ : 2015/08/04
7月25日(土)、主催者育成セミナーの第3回目を行いました。
今回のテーマは「プレゼンテーション~企画案を発表しよう!~」。
受講生の皆さんに一人ずつ、2月20日(土)に開催するコンサートの企画案を発表していただきました。
年代も経験してきたことも様々な受講生ですので、ジャンルも多岐に渡ります。
どの案も興味深い素敵な企画でした。
今回発表していただいた中から、企画案が決定されます。
15人の案から今回実施するのは1つ、ということで全ての案を実現できないのは非常に残念ですが、
今回のプレゼンを通して、今まで知らなかったアーティストを知ることができ、
新たな発見の出会いとなる貴重な機会となりました。
次回は8月29日(土)に開催します。
第15期生の集大成のとして、どんなコンサートを実施するか、更に話し合いを進めていきます。
カテゴリ : 2015/07/27
7月18日(土)、アクトシティ浜松音楽工房ホールにて「音楽アラカルト」の第2回目を開催しました。
今回は、8月に開催する浜松市民オペラ「歌劇ブラック・ジャックー時をめぐる3章―」開催に先駆け、
演出家の田尾下哲先生に「〝ブラック・ジャック〟は舞台に立つのか!?~浜松市民オペラ 手塚治虫作品
オペラ化への挑戦!!」というテーマで舞台制作の現場のお話をしていただきました。
本作は、手塚治虫作の「ブラック・ジャック」を原作として、音楽監督は宮川彬良氏、
脚本は響敏也氏が手掛ける世界初演のオペラです。
演出家の仕事は、「物語を物語る」こと。初めて見た方にも理解できるようにしなくてはなりません。
西洋の劇とは異なり、日本語は言葉の行間や、裏に含まれる意味を読み解く必要があります。
まずは台本と音楽を解釈し、演出として形にしていきます。
講座では舞台模型図や稽古場でのワークショップ風景等をご紹介いただきました。
また、ブラックジャックで重要となるのが手術シーン。本作では、若返りのための美容整形手術をはじめ
3つの手術シーンが出てきます。本来、狭い場所で行われる手術をオペラの舞台上で、どのように
拡大表現するかも見どころです。是非本番をお楽しみにしていてください。
公演本番は8月30日(日)。アクトシティ浜松大ホールにて開催します。
S席は完売しておりますが、A席・B席・学生席は現在発売中です。
詳細はこちらをご覧ください。
音楽アラカルト第3回は9月19日(土)。音楽ジャーナリストの田中良幸先生をお迎えし、
「オペラに飛び込め~ 国立ワルシャワ室内歌劇場『魔笛』公演に寄せて~」というテーマで、
魔笛の魅力に迫ります。チケットは現在発売中です。皆様のお越しをお待ちしております。
詳細はこちらをご覧ください。
カテゴリ : 2015/07/21
7月19日(日)、JR浜松駅前北口広場「キタラ」にて開催された「まちなかにぎわいコンサート」に、
管楽器アカデミー修了生が出演いたしました。
あいにく快晴!というお天気ではありませんでしたが、雲が出ていたおかげで暑さも少し和らいだ中での
コンサートとなりました。
あ
*木管アンサンブルによるコンサート
出演:鈴木健二郎(フルート/第11,14,15回修了生)
篠田文(フルート)
山本絵里子(ピアノ)
あ
*金管アンサンブルによるコンサート
出演:川上友貴乃(トランペット/第19回修了生)
早川茜(トランペット)
竹内由佳(ホルン)
濱口祐輔(トロンボーン)
山本和邦(テューバ)
あ
「キタラ」では、吹奏楽などの大編成の演奏をお聴きいただく機会が多いかと思いますが、
今回は木管楽器と金管楽器、それぞれのアンサンブル演奏を披露していただきました。
少ない人数での演奏ですが、その分、それぞれの楽器の音色や奏者同士の掛け合いなどを
お楽しみいただけたのではないでしょうか?
あ
管楽器の魅力あふれる演奏に、沢山の方が足を止めて演奏に耳を傾けてくださいました。
あ
さて、今年で21回目を迎える「浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」の開催が、
だんだんと近づいてきました!
これまで数多くの演奏家を目指すみなさんが このアカデミーを巣立ち、各地で活躍されています。
今回集う 未来の演奏家たちを、みなさんも応援してくださいね!
カテゴリ : 2015/07/19
7月13日(月)、管楽器アカデミー修了生による母校コンサートの第2回目を開催いたしました。
あ
*7月13日(月) 飯田小学校
大石莉帆さん(クラリネット、第9,11回修了生、飯田小出身)
今井彩音さん(クラリネット、第15回修了生、北浜南小出身)
仁科恵美子さん(クラリネット、第10回修了生、三方原小出身)
池谷歩さん(バスクラリネット、浜松市出身)
あ
あ
今回は、それぞれ1~3年生と4~6年生を対象とした2公演で演奏していただきました。
始めに、奏者のみなさんが色鮮やかなドレス姿で登場すると、子どもたちから わぁ~っ!と歓声が上がりました。
あ
夏の童謡を集めた「日本の夏メドレー」や、クラリネットといえばお馴染みの「クラリネットこわしちゃった」を
はじめ、誰もが一度は聴いたことのある曲をたくさん披露してくださり、子どもたちは、演奏に合わせて歌ったり、
手拍子をしたり、楽しみながら演奏を聴いていました。
あ
あ
演奏の合間には、クラリネットにまつわるクイズが出題されました。
みなさん積極的に手を挙げて、会場は大盛り上がり!
楽器について知ることで、その後の演奏もより楽しむことができたのではないでしょうか?
あ
あ
今回演奏していただいた、飯田小出身の大石さんは、小学生時代に学校行事でピアノ演奏や金管バンド部の演奏を
披露するなど、音楽にまつわる思い出がたくさんあるそうです。
小学校の卒業文集には「ピアニストになりたい」という将来の夢を書いていたとのこと。
楽器は違いますが、演奏者としての夢を叶え、ご活躍されています。
また、共演者の今井さんも、小学生のころから「クラリネット奏者になる」という夢を持っていたそうです。
夢を叶えた先輩方の姿に、子どもたちが感じ取ったものも大きかったのではないかと思います。
あ
そして、今年の夏も演奏家を志すみなさんが浜松に会します。
「第21回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」では、世界的に活躍されている演奏家によるレッスンをはじめ、
管楽器の魅力や音楽により親しんでいただくためのイベントが盛り沢山です!
あ
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
カテゴリ : 2015/07/13