11/7(土)、子ども音楽セミナーの吹奏楽教室1回目を開催いたしました。
本セミナーは、市内の小中学生を対象に、ジャズコーラスの洋楽教室、お箏の邦楽教室、吹奏楽教室は小学生クラスと中学生1年生のクラス、全4クラスで開催し、その後「子ども音楽フェスティバル」という合同発表会で演奏を披露します。
毎年、この時期に開催し、多くの小中学生が参加してくださっています。今年もたくさんのお申込みをいただきました。
吹奏楽教室(中学生クラス)は、講師に生涯学習音楽指導員の土屋史人先生と原田大雪先生をお迎えし、
土屋先生が顧問をされている海の星高等学校吹奏楽部の皆さんに指導のボランティアとして参加していただいています。
海の星高校さんは今年10月に開催された全日本吹奏楽コンクールの全国大会に出場するほどの実力派。
中学1年生からはあこがれの存在です。
昨年度同様、中学生クラスは2グループに分かれ、練習・本番を行います。
前半はパートに分かれて練習です。
受講生は中学1年生のみで楽器を始めて半年くらいの子たちが主です。
高校生に基礎練習から指導していただきました。
せっかくの機会なので、自己紹介をして仲を深めるパートもありましたね。
後半は、さっそく合奏練習。
原田先生クラスは「Make A Joyful Noise!(喜びの音楽を奏でよう!)」を学びます。
メロディーやリズムを正確に演奏することが大前提で、自分のものにしなければ音楽ではないよ。などアドバイスされていました。
スウェアリンジェンの生き生きとした音楽を奏でられるよう、また練習していきましょう。
土屋先生クラスは「海の歌」を学びます。
楽器の特徴や特性を教えてくださったり、合奏という意味を教えてくださいました。
少し難しい曲ですが、高校生と一緒に発表会まで頑張って練習しましょう!
吹奏楽教室中学生クラスは11月28日(土)に2回目を開催いたします。
同日、小学生クラスも1回目を開催いたします。
カテゴリ : 2015/11/09
10月30日、泉小学校の3年生を対象に、修了生公演事業を開催いたしました。
今回は、3年生の音楽の事業で「魔法使いが魔法を使うときの音!」をみんなで考えるので、
参考になるような演奏を聴かせてほしいとご要望をいただきまして、
打楽器アンサンブルを聴いていただきました。
今回の出演者は浜松市内をはじめ、静岡県内や都内でも活躍している打楽器奏者のみなさんです。
コンサートは運動会で良く聴く「道化師のギャロップ」から始まりました。
そのあとは楽器紹介タイムです。
打楽器には様々な楽器があります。
マリンバやシロフォン(木琴)、グロッケン(鉄琴)などの鍵盤打楽器や、
スネアドラム(小太鼓)やドラムセット、
他にもスチールパンやのこぎりなど、たくさんの楽器を紹介してくれました。
スチールパンを移動しながら弾いている様子には、皆さん視線くぎ付けでしたね。
そのあとは、お待ちかねの魔法の音探し!
見本で「キラキラ星」を優しかったり、悲しかったり、楽しいバージョンで演奏してくれました。
キラキラした音が鳴る楽器を教えてくれたり、
おうちにある料理用のボールを水につけて叩くと変な音がすることなどを
教えてくれました。・・・今度の授業の参考になったでしょうか。
最後には、剣の舞と千本桜を演奏してくださいました。
打楽器だけでも、たくさんの楽器を使って、いろんな演奏をすることが出来るのですよ。
カテゴリ : 2015/10/30
10月17日(土)、第15期主催者育成セミナー第7回目を行いました。
早いもので全12回のセミナーも折り返し地点です。
今回の前半の講座のテーマは「舞台演出について」。
講師は本セミナー第2期修了生でもある、株式会社ステージ・ループの松田淳一さん。
舞台の制作過程や、公演に必要な進行表作成について等、現場目線のお話を聞かせていただきました。
中でも印象的だったのは、「演出も1つの芸術の中の1部分」、「演出のための演出になってはいけない」
ということでした。
演出というと、派手なものをイメージしがちですが、芸術の本質をみて、適した演出をすることが重要なのですね。
その後、音楽工房ホールの照明機材について実際に操作しながら説明していただきました。
普段中々見る機会がないため、受講生も熱心に聴講している様子でした。
2月20日のコンサートでは、音響・照明を担当する受講生もいます。
後半は、コンサートの曲目や、チラシ作成について話し合いました。
チラシデザインの議論の中では、以前学んだチラシ作成のポイントの話題も。
セミナーで学んだことが早速実践の中で活かされていました。
来月にはチラシ完成予定です。どんなチラシが完成するか楽しみですね。
次回は11月7日。コンサート会議と題して、みっちりコンサートに向けて話し合いを行います。
カテゴリ : 2015/10/23
10月17日(土)、アクトシティ浜松音楽工房ホールにて「音楽アラカルト」の第4回目を開催しました。
今回は、「江戸長唄 〜『助六』〝いき〟と情の世界へ〜」というテーマで長唄の魅力に迫りました。
講師は芳村伊十衛先生(唄)、杵屋静子先生(三味線)のおふたり。
芳村先生は東京生まれですが、浜松で暮らしていた時期もあり、浜松にゆかりがあります。
前半は、ご自身のルーツや長唄の文化の成り立ちをご説明いただいた後、「まかしょ」「船揃」等、
作品を抜粋してご紹介いただきました。
後半には、タイトルにも入っている「いき」の話題へ。
浜松は文化の中心と言われ、浜松を境に東と西では文化が分かれますが、「いき」は東、江戸を象徴する言葉です。
江戸では心「粋」をもっぱらとし、「美」を次とします。
控えめで妥協せず、一歩下がった謙虚な心は、言葉や文化の隅々に見られます。
講座の最後には十代目杵屋六左衛門作曲の「助六」を披露してくださいました。
美しい歌声と三味線の演奏で来場者約200名を魅了しました。
カテゴリ : 2015/10/23
10月16日、シリーズ「音楽探訪」ピアノ音楽の様式変遷 の第3回目を開催いたしました。
第1回はソナタ、第2回はプレリュードを行い、今回第3回はエチュードについて
お話ししていただきました。
エチュードにもいくつか特徴があり、習得するものによって特徴がわかれる。
コンサートでチェルニーのエチュード集は弾かないけれど、ショパンのエチュードは良く弾かれる。
これは、チェルニーは技術の習得のための曲であり、人前で披露するものではないとされるから。
など、改めて納得できる特徴をお話ししてくださいました。
また、後半はピアノアカデミー修了生の矢島愛子さんにもご出演いただき、
実演も交えて講座を展開致しました。
最後には、矢島さんのミニコンサートを開催いたしました。
エチュードばかり弾くのは、コンクールでもなかなか無いので、
貴重な機会です。とのこと。
ドビュッシー、スクリャービン、ショパンのエチュードを、
繊細でいて力強い音色で聴かせてくださいました。
全3回行った今年度のシリーズ「音楽探訪」、
全てに講師の講座とピアニストとの対談、ミニコンサートを行いました。
皆様にご満足いただけましたでしょうか。
これから、第9回浜松国際ピアノコンクールが開催されます。
こちらにもぜひ足をお運びくださいませ。
浜松国際ピアノコンクールHP
カテゴリ : 2015/10/23