5月28日(土)、主催者育成セミナーの第1回を開催いたしました。
このセミナーは、名前のとおり「主催者」を育成するための講座です。
受講生たちは、1年かけてコンサートを主催するために必要な知識やノウハウを学び、
来年2月にはその集大成として実際にコンサートを開催します。
昨年で15周年の節目を迎え、延べ240名以上の修了生を輩出しているこのセミナーは、
「市民のための実践的な講座」として、昨年、浜松市のユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野へ
アジアで初めて加盟が認められた際にも、実績の一つとして評価されています。
第16期となる今年度は、公募によって15名の市民のみなさんが集まりました。
初回はオリエンテーションということで、今後の活動計画についてガイダンスを行いました。
年代も20代~50代と幅広く、職業も様々。お互い初対面の方がほとんどということで、
みなさん初めは緊張した面持ちでしたが、自己紹介をして少し打ち解けはじめた様子でした。
その後、会場の候補である音楽工房ホールを見学しました。
今年はどんなコンサートになるか、どうぞお楽しみに!
セミナーは、これから毎月1回程度、開催いたします。
第2回は6月25日(土)です。
カテゴリ : 2016/05/29
5月21日(土)、おはなしおばさん主催のひつじのおはなし会にて、修了生公演事業を行いました。
朗読会のプログラムに楽器演奏を入れていただき、30分ほど演奏いたしました。
今回の演奏者は、浜松国際管楽器アカデミーを修了した谷口紋子さん。
童謡唱歌を中心に演奏してくださいました。
谷口さんのすてきな音色に、会場の皆さんもリラックスして聴いてくださいました。
今後も修了生を様々な会場へ派遣し、コンサートを開催する予定です。
カテゴリ : 2016/05/21
5月14日(土)、浜松市立篠原小学校にて「吹奏楽セミナー 楽器パート別講座」の第1回目を
開催いたしました。
このセミナーは、浜松市小学校合同吹奏楽団の子どもたちをモデルバンドに行っている入門期の
吹奏楽指導講座です。
子どもたちを指導していただくパート講師は、浜松市出身の演奏家を中心に、主に静岡県域で
活動しているみなさんで、今年度は20名近くの講師陣が交代でレッスンをしてくださいます。
初めに、セミナーの開講式を行った後、楽器毎に分かれていよいよレッスン開始です!
合同吹奏楽団の子どもたちは、入団を機に楽器を始めた子も多く、
今回は楽器の構え方や演奏する時の姿勢に始まり、普段の練習でも取り入れることのできる
トレーニング法まで、演奏の基礎をしっかり教えていただきました。
今回学んだことを、日々の練習に活かしていってくださいね!
小学生を対象にした「吹奏楽セミナー」は、年度を通じて楽器パート別講座や合奏講座を
定期的に開催していきます。
次回は、6月11日(土)に芳川小学校にて、楽器パート別講座の第2回を開催いたします。
聴講もできますので、ご興味のある方は是非お越しください。
カテゴリ : 2016/05/14
4月29日(金)、浜松市立芳川小学校にて「浜松市小学校合同吹奏楽団 第7期結団式」が
行われました。
浜松市小学校合同吹奏楽団は、市内の小学5・6年生を中心に結成された合同吹奏楽団です。
そして、アクトシティ音楽院の開催する「吹奏楽セミナー」のモデルバンドも務めています。
今期は市内の14校から、121名の子どもたちが入団しました。
年々、参加する子どもたちも増えています。
初めに、団長の瀬戸直子先生より子どもたちへ「《3つの約束》を守って活動していきましょう」と
お話がありました。
それは、一生懸命練習すること、合同吹奏楽団の一員としての自覚を持つこと、支えてくれる人たちへ
感謝の気持ちを忘れないこと。子どもたちも真剣な様子で聞いていました。
団員を代表して「感謝の気持ちを忘れずに取り組みたい」と決意表明。
合同吹奏楽団は、1年を通して様々なイベントで演奏を披露し、積極的に活動しています。
子どもたちの活躍を、どうぞお楽しみに!
カテゴリ : 2016/04/29
新年度1つ目の音楽院事業、吹奏楽セミナー「保科洋の吹奏楽楽曲分析・解釈講座」を
4月2日(土)に浜松科学館ホールにて開催いたしました。
本講座は講師にアクトシティ音楽院 音楽監督である保科洋先生を迎え、楽曲分析の基礎を学ぶ講座です。
また、モデルバンドとして浜松市で唯一のプロ吹奏楽団「フィルハーモニックウィンズ浜松」の
みなさんにご出演いただいています。
講座の前半は楽曲分析の基礎についてお話しいただき、後半は「2016年度全日本吹奏楽コンクール」の
課題曲を取り上げ、1曲ずつ楽曲分析をしていただきました。
楽曲分析というと、なんだか難しい印象を受けますが、保科先生いわく、
楽曲分析とは「楽譜という作曲者から演奏者への《手紙》を読み解いていく作業」のこと。
そう考えると、少し身近に感じられるのではないでしょうか?
楽器の音量バランスを変えたときの音色の違いや、アクセントを置く位置によって
聞こえる印象の違いなど、実演を交えることで分かりやすく解説していただきました。
最後に保科先生から、演奏の第一歩として「音符ではなく気持ちを吹くこと。
みんなが同じ気持ちで吹くだけで、演奏は大きく変わります。」とアドバイスを頂きました。
今回の講座で学んだことを活かして、これからの練習に励んでいただけたらと思います。
カテゴリ : 2016/04/04