8月2日、本日よりレッスンが開始されました。
今回、私が見学させていただいたのは、トランペット奏者のデイヴィッド・ビルジャー先生と
浜松市出身の小栗由伽吏さんのレッスンです。
最初に小栗さんが1曲を通して演奏され、その後にビルジャー先生が気になった部分を
部分的に教えていくという形でした。
先生が実際に演奏し、悪い例と良い例を示されていて、
小栗さんに改善点をより分かりやすく伝えている姿が印象的でした。
先生は息の使い方の話をよくしていらっしゃいました。
私は吹奏楽部でサックスを吹いていた経験があるのですが、「音量を上げても息の量は変えない」ことや、
「音楽と一緒に息をする」ことなど、トランペット奏者の方に限らず、重要なポイントがたくさんあり、
私も勉強になりました。
小栗さんの演奏も先生からのアドバイスをもらうにつれてどんどん良くなっていくのが感じられました。
ビルジャー先生が効果的な練習方法を教えていらっしゃったので、受講生の方々がその練習を続け、
さらに良い演奏になっていくといいな、と思いました。
(この記事はインターンシップの松島うららが担当しました。)
カテゴリ : 2016/08/02
8月2日(火)、「第22回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」の開講式を行いました。
開講式では、主催者を代表して、寺田聖子 浜松市文化振興担当部長にご挨拶いただいたほか、
教授陣を代表して、クラリネットクラスのジェローム・ヴォワザン先生、
受講生を代表して、フルートクラスの坂本伽耶さんにご挨拶いただきました。
フランスご出身のヴォワザン先生は、今年フランスで起きたテロ事件に触れ、
人々に喜びや感動を与える音楽や芸術が無くてはならないものであり、
音楽家としてその力を持っていることは、とても幸運なことだとお話しされました。
受講生の坂本さんは、浜松のご出身で、高校生の頃からアカデミーを聴講しにいらしていたそうです。
この秋からは海外留学も決まっており、自分にとっての節目となる今回のアカデミーで、
より多くのことを吸収したいと、決意を述べられました。
「第22回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」、いよいよ開幕です!
カテゴリ : 2016/08/02
8月1日、「第22回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」オープニングコンサートを開催しました。
世界のトップアーティストであるアカデミーの講師の方々と、日本で活躍する管楽器奏者の方々が出演し、管楽器の豊かな音がホールいっぱいに響き渡り、とても豪華な演奏となりました。
今年は、この日のために編成されたサクソフォーンオーケストラの演奏がありました。サックスならではの重厚な響きと豊かな音が会場を包み込みました。
前半は木管楽器によるアンサンブルの曲でした。最初はサックス、次にクラリネット、最後に木管五重奏です。
木管楽器のいろいろな音色を楽しめました。
後半は、金管楽器によるアンサンブルの曲でした。
最初のトランペットアンサンブルは、トランペットの華やかさと奏者の高い技術力に圧倒されました。
金管十重奏では、金管楽器それぞれの魅力がいっぱいつまった演奏でした。特に低音楽器は迫力があり、かっこよかったです。
演奏の最後には大きな拍手が長く続きました。お客様もとても満足した様子で帰っていかれました。
(この記事はインターンシップの大井佑希子が担当いたしました。)
カテゴリ : 2016/08/02
7月23日(土)、主催者育成セミナーの第3回目を開催いたしました。
今回のテーマは、「プレゼンテーション~企画案を発表しよう!~」
受講生の皆さんにお一人ずつ、コンサートの企画案を発表していただきました。
みなさん個性あふれる企画を発表してくださいました。
音楽のジャンルも多岐に渡り、新しい音楽に触れるきっかけにもなったのではないでしょうか?
次回のセミナーは、8月27日(土)です。
今回挙がった案の中から、実際にどんなコンサートを行うのか、企画を練っていきます。
カテゴリ : 2016/07/26
7月23日、NPO「えんあって」の活動場所にて修了生公演事業のコンサートを行いました。
今回の出演者は、管楽器アカデミー修了生のフルート奏者、鈴木健二郎さんとヴァイオリン奏者の矢野麻子さん、ピアノ奏者の山本絵里子さんの3名。
皆さん同じ高校出身なのですが、今回の編成は初めてとのこと。
今回演奏させていただく場所は、NPO法人で地域の居場所づくりを目指す「えんあって」という団体さんが、活動場所としている一軒家。
演奏時間の前から多くの方がいらっしゃってくださり、始まるころにはお席がいっぱいになりました。
コンサートではディズニー音楽や童謡・唱歌、ジャズなど様々な曲を演奏しました。
曲間にはフルートとヴァイオリンの楽器紹介を行いました。
ヴァイオリンは何百年も使い続けることが出来るんですよ。今持っている楽器も150年ほど前に作られた楽器なんです。と矢野さんが説明すると皆さん驚いていらっしゃいました。
終演後には、とても素晴らしかった。楽しかったなどの言葉が交わされ、終始和やかな雰囲気でした。
8月1日からは、鈴木さんが修了した「浜松国際管楽器アカデミー」の第22回を開催いたします。
今年も若く有望な演奏家たちが浜松に集まり、海外から招聘した講師陣のレッスンを受講します。レッスン以外にも講師陣が出演するコンサートなど魅力的なイベントがたくさんあります。みなさまのお越しをお待ちしております。
詳しくはこちらから。
カテゴリ : 2016/07/24