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イベントレポート

イベントレポート

管楽器アカデミー プレミアムコンサート

8月5日(金)、管楽器アカデミー5日目の夜、講師によりオーディションで選抜された
受講生14名のみなさんによるプレミアムコンサートが行われました。

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大勢のお客さんが来場してくださった中、受講生の方々は緊張した面持ちで
ステージに登られていらっしゃいました。
演奏を始めると表情は真剣そのもの。日頃の練習、また今回のレッスンで学んだ成果を
発表するという貴重な機会になったのではないかと思います。

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見守る講師の方々も、受講生の皆さんの演奏に真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
特にチューバの講師のフィサーさんが、川井直也さんの演奏に合わせて息を吸ったり
口や手を動かしたりしていらっしゃったのがとても印象的でした。

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客席とステージが近いため、演奏者の方々の息を吸う音などもはっきり聞こえ、
美しい音色の裏に隠された力強さや臨場感も伝わってきました。

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プレミアムコンサートに出演された14名の中からさらに金管1名、木管2名が審査によって選出され、
選ばれた3名には平成29年7月2日に開催される「ACT New Artist Series」への出演が約束されます。

果たして誰が選ばれるのか・・・ドキドキします!

(この記事は、インターン松島うららが担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/06

管楽器アカデミー レッスン6

本日は、サクソフォンのオーティス・マーフィー先生のクラスにお邪魔しました。
受講生は深井蓉子さん、愛知県立芸術大学の学生さんです。

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マーフィー先生のレッスンは、一通り一曲吹いたのち、曲のポイントとなる部分を抜き出しつつ進みます。
早く細かいパッセージのところでは、滑らかに演奏できるようにするための練習法を
一緒に吹きながら教えていました。

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他にも、指の曲げる形を修正したり、よりよいフィンガリングを教えたり、とても実践的なレッスンでした。
聴講生も先生のアドバイスの言葉に頷いており、充実しているレッスンだと感じました。
レッスンを受け、これからどのように練習し、上達していくのか・・・、受講生の今後がとても楽しみです。

カテゴリ :  2016/08/05

管楽器アカデミー フルートナイト

8月4日(木)、かじまちヤマハホールにてフルートナイトを開催いたしました。
演奏は、アカデミー講師の工藤重典さんとマチュー・デュフォーさんです。

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最初の演奏は、J.F.C.バッハの"2本のフルートとピアノのためのソナタ"でした。
2本のフルートとピアノの絶妙な掛け合いと、素晴らしい演奏に大きな拍手が沸き、
会場が温まりました。

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その後、工藤重典さんによって二曲演奏されました。
ほどほどに硬く引き締まっているのに、なぜかやわらかさを感じさせる不思議な音でした。

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休憩の後、M. デュフォーさんによる演奏がありました。
M.デュフォーさんの演奏は力強く高音がとても透き通っていて、工藤重典さんとは
また違った印象があり、とても良かったです。

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その後、再び工藤重典さんとM. デュフォーさんによって、W.A.モーツァルトの
"2本のフルートのためのソナタK.V.448"が演奏されました。
この曲は、元々2台のピアノのために書かれた曲をフルートのために編曲したものです。
フルートでの演奏は初めて聴きましたが、楽しめました。

(この記事は、インターン南部由衣が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/05

管楽器アカデミー レッスン5

8月5日(金)、第22回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル5日目の本日は、
先ほどのファゴットクラスに続いて、同じくダブルリードで演奏するオーボエクラスの
レッスン風景様子をお伝えします。

オーボエは、今回初めてアカデミーの講師を務めるルカ・ヴィニャーリ先生が
レッスンして下さいます。
先生はイタリア人で、ローマ歌劇場管弦楽団の首席奏者です。

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私が訪れた時は中山泰洋さんのレッスンで、無伴奏の曲を練習していました。
ピアノ伴奏の山崎さんも聴講している皆さんと一緒の席で聴講しながら
生徒さんにアドバイスをしていました。

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ヴィニャーリ先生のレッスンは、1人1人の歌い方のクセや特徴を見抜いて
的確な指導をして下さっていて、生徒さんの方も飲み込みが速く、
"Good!"や"Great!"などの声がよく聞こえました。

また、先生はちょくちょく場を和ませるような面白いことをおっしゃっていて、
真面目ですが明るくて和やかな、感じの良いクラスでした。

(この記事は、インターン大井佑希子が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/05

管楽器アカデミー レッスン4

8月5日(金)、管楽器アカデミー5日目。ファゴット科はデヴィッド・ザイデル先生のクラスにお邪魔しました。
アカデミー初登場のザイデル先生は、ウィーン放送交響楽団の首席。
筆者もワルツが大好きなので、興味津々です!

今夜のプレミアムコンサートの代表に選ばれた陶山咲希さん(京都市芸術大学 ファゴット科1年生)の
レッスンにお邪魔しました。

ファゴットのレッスン室は3階で、フルート・オーボエ・クラリネットと同じ部屋になります。
3階の廊下には???ファゴットの音があふれています!?扉を開けてみると......。

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そこには、ファゴットを持った全受講者8人+先生の姿が。
ただでさえ少ないファゴット人口の大半が集まってしまったような大音量。
こんなに集まって演奏されているのを初めて拝見しました!

実はこれ、この日行われるフェアウェルパーティの練習でした。
ほとんどの参加者が参加するパーティに、このアカデミーに集まった各パートの皆さんが
即席チームを作って、趣向を凝らしてアンサンブルしてくれるんです。

レッスンは当然大事ですが、音楽は楽しむもの。
お客さんだけじゃなく、自分たちも楽しめて、さらに交流が深まる参加者のためのフェアウェルパーティは、
いつの間にかこの管楽器アカデミーの目玉になったと言えるかもしれません。
このためのアンサンブルの練習、かなり素晴らしい出来栄えで、各パート密かに気合が入っています!
今年はどのパートが一番盛り上がるのでしょうか!?

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アンサンブルの練習も落ち着いて、陶山さんに少しインタビューさせていただきました。

陶山さんが管楽器アカデミーに参加することになったきっかけは、大学の先生と先輩に勧められたから。
ザイデル先生についてはあまり基礎知識がなかったのですが、今回すっかり魅了されたとのこと。

レッスンは丁寧で、一人ひとりの弱点や、無意識にしている癖などを即座に見つけて、
あたたかい言葉でストレートにアドバイスをしてくれるので、とても納得できるそうです。素晴らしいですね。

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陶山さんからは、「ファゴットはコントロールが難しい楽器だから、冷静に、あまり感情を込めて歌いすぎない、
ということに気をつけています」「ピッチを取るのも難しい楽器なので、そこもかなり気を使います」
「タンギングなど、今回のレッスンで注意されたことを気をつけていきたい」という言葉をいただきました。

前回のプレミアムコンサートの成績優秀者はファゴットとテューバ、サクソフォンでした。
ファゴットは、もちろん陶山さんもご存知の、東京藝大の古谷拳一さん。
アカデミーを経て、古谷さんが大活躍されている様子は浜松にも聞こえてくるほどです。
陶山さんのファゴットが、浜松でまた聴ける日が来るのを楽しみにしています!

サイデル先生、陶山さん、ファゴットチームのみなさん。
今日は、気持ちよく練習を見せてくださって、ありがとうございました!
握手させていただいた手は大きくて、とってもあたたかかったです。

(この記事は、インターン池川恵子が担当いたしました。)

カテゴリ :  2016/08/05

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