8月26日(土)、浜松市立芳川小学校にて「吹奏楽セミナー 楽器パート別講座」の
第3回目を開催いたしました。
今回のセミナーでは、基礎練習と前回に引き続き「あんたがたどこさ」の
楽曲レッスンをしていただきました。
合同吹奏楽団の皆さんは、「あんたがたどこさ」の独特のリズムに乗って演奏することに
苦戦している様子でしたが、講師の皆さんに一つ一つ丁寧にご指導いただきました。
浜松市小学校合同吹奏楽団は、9月17日(日)に開催される「吹奏楽トップコンサート」に
出演予定です。
合同吹奏楽団の皆さんの舞台での活躍も、是非応援していただけたらと思います。
カテゴリ : 2017/08/26
8月6日最終日、第23回管楽器アカデミー&フェスティヴァルの閉講式がとりおこなわれました。
閉講式では、教授陣を代表してトランペットクラスのデイヴィット・ビルジャー先生から
ご挨拶をいただきました。
ビルジャー先生は、受講生へのエールとして、目的以上にそこに至るプロセスの重要性を強調し、
今回のアカデミーは、演奏技術への理解を深め、より力強く思慮深い音楽表現の方法を研究し、
自身の欲望と決意を見直し強固なものにしてくる、唯一無二の素晴らしい音楽の旅でした、
と本アカデミー総括されました。
受講生代表の挨拶は、ビルジャークラスの麻生康平さんがお話をされ、
レッスンはもちろん志の高い受講生と共に学び、交流を広げられたことも今回の大きな収穫になりました、と
あっという間の6日間を振り返りました。
式典の終わりには、8月5日に開催された受講生選抜によるプレミアムコンサートで優秀な成績をおさめた
トロンボーン、ピーター・サリヴァンクラス 渡邊絢加(わたなべ あやか)さん、
フルート、アンドレア・リーバークネヒトクラス山本英(やまもと はな)さん、
サクソフォン、オーティス・マーフィークラス 杉本澪(すぎもと みお)さんに
来年開催の「アクト・ニューアーティスト・シリーズ 2018」出演への推薦状が授与されました。
このアカデミーからおよそ1年後、さらに成長して素晴らしい演奏を、再び浜松で
聴かせてくださることを楽しみにしています!
(この記事はインターンの成瀬絵美が担当しました。)
カテゴリ : 2017/08/07
4日5日の2日間で行われた金管楽器と木管楽器の楽器展示会を見学させていただきました。
【金管楽器編】
YAMAHAの新見さんにホルンのことを教えていただき、実際に楽器も触らせていただきました!
ホルンはトランペットやトロンボーンと違って、左手の指を動かして演奏しますよね?
その理由は、ホルンの誕生した背景にあるそうなんです!
ホルンは狩りをするときに使われていた楽器で、右手に馬の手綱、
左手にラッパを持っていたことからホルンが生まれたため、
ラッパを持っていた左手で操作するようになったそうです!新たな知識が増えました!
トランペットは、他の楽器に比べて展示数が多く、種類も豊富でした。
中でもピッコロトランペットという楽器は、小さくてとても可愛らしかったです。
【ヴェノーヴァ・木管楽器編】
新しい楽器、「ヴェノーヴァ」を体験してきました。プラスチックで出来た、形はリコーダーのようで
ソプラノサックスに似た音です。運指は小学校で習ったリコーダーと同じで、
サックスやクラリネットよりも抵抗がなく息が入るので、楽器初心者の私でも2分で音が出ました。
ヴェノーヴァは、ラテン語で「風」を意味するventusと「新しい」を意味するnovaを組み合わせた言葉です。
ヨーロッパでは既に発売されていて人気が出ています。日本では8月30日に発売するのだそうです。
そして、普段あまり見られない貴重なオーボエも触らせていただきました。
胴体はローズウッド、金具は金メッキで少し軽く、柔らかい音が出せるそうです!
実際に触らせていただきましたが、普通のオーボエと全然重さが違いました。また、値段の違いにも驚きました。
サックスは他の楽器と違って、胴体に彫刻が施されていました。芸術性を見た目から感じますね!
お見かけした受講生のみなさんの音も、YAMAHAの楽器を吹いていたことで一層キラキラして見えました!
(この記事はインターン生一同が担当しました。)
カテゴリ : 2017/08/06
いよいよプレミアムコンサート!
出場者の何人かに直接お話を伺うことができましたので、
随時更新していきます!
Frits DAMROW CLASS
カテゴリ : 2017/08/05
昨日8月4日、19:00から研修交流センター2階の音楽工房ホールにて、
「教授陣によるソロコンサート」が開催されました。
最初はテューバ奏者のクリストファー・オルカ先生の演奏でした。
私はテューバのソロを聴いたのは初めてでしたが、
めったに聴くことができないその複雑なメロディーに感動しました!
透明感があり、ゆったりとして、聴く人の心に響く美しい音がとても心地よかったです。
また、先生は演奏される前に、今回のアカデミー受講生の技術の高さに驚いたとお話され、
「今日はそんな受講生の皆さんのために演奏します」と強い想いをもっていらっしゃいました。
続いてはクラリネット奏者のヴェンツェル・フックス先生の演奏が始まりました。
とても透明感のある演奏で、木管楽器の性質を最大限に活かした木の深い響きを
感じる美しいものでした。先生は楽曲を身体を大きく使い表現していて、
心から音楽を楽しんでいるようでした。
特にシューマン作曲「幻想小曲集」は速く細やかな指使いに圧倒され、
楽章ごとに快活だったり、少し切なげだったりと、曲の見せる表情の違いを感じました。
3人目は、サックス奏者のジャン=イヴ・フルモー先生で、ピアノ伴奏は羽石道代さんでした。
フルモー先生の演奏は、強弱の使い方やフレーズの切り方がとても絶妙でメリハリのある演奏でした!
サックスの心地よい響きがホールに響き渡り、演奏後は盛大な拍手につつまれました。
3人の先生それぞれの素晴らしい演奏が会場いっぱいに響きわたり、ロマンティックな夜となりました。
(この記事はインターンの天野星那、成瀬絵美が担当しました。)
カテゴリ : 2017/08/05