第24回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァルの、
教授推薦・選抜受講生による「プレミアムコンサート」の出演者が先ほど決定いたしました。
1. 清川 大介 (Trumpet)
2. 樋口 寛太 (Trumpet)
3. 宇名根 叶多 (Horn)
4. 佐々木 美桜 (Trombone)
5. 中川 敬斗 (Tuba)
6. 近藤 那未 (Saxophone)
7. 樫本 優作 (Oboe)
8. 千阪 爽緒 (Clarinet)
9. Sirius Chau (Flute)
10. 河西 拓也 (Clarinet)
11. 金野 龍篤 (Saxophone)
12. 山口 雄理 (Saxophone)
13. 鈴木 一成 (Bassoon)
(敬称略、出演順は都合により変更になる場合もございます。)
以上13名です。コンサートは明日、8月4日(土)に開催いたします。
プレミアムコンサートのご入場には整理券が必要となります。
当日整理券は、17:00より音楽工房ホール ロビーにて若干枚数配布予定です。
整理券をお持ちでない方は、当日席が空いていた場合のみ、ご来場いただけます。
(空席がない場合はご入場いただけない可能性もございますので、ご了承ください。)
■お問合せ
浜松市アクトシティ音楽院
お電話:053-451-1150
カテゴリ : 2018/08/03
8月2日(木)19:00から、フルート界の巨匠ペーター=ルーカス・グラーフさんの
特別講座が開催されました。ホールいっぱいのお客様が、貴重なお話に静かに耳を傾けました。
グラーフさんのフルートを始めた当初のお話や、オーケストラ時代のお話はとてもためになりました!
その一部をご紹介します。
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グラーフさんの時代はレコードなどなかった時代でした。簡単に一流の演奏聴くことなどできなかったそうです。
しかし今は、技術の進歩で、音楽が世界に普及しています。
すごくいい環境だし、技術の向上で楽器もとても良いものになり、演奏家も若い早い時期に結果を出せるような時代になりました。
しかし一方で、レコードなどの普及により音楽の地域的特徴がなくなってしまったり、
若い人たちは一流の演奏聴けるが、そのまま演奏を表面的に真似しようとする人が出てきてしまっています。
この状況はあまりよくありません。音楽家は自分で考え自分を表現することが大切という、
若い世代へのメッセージでした。私はこれを聞いて、技術の向上は、とても良いものだと思います。
しかしその影響が良いかは受ける側によるのだとも思いました。
若い才能は、技術の恩恵をどのように自分の力でうまく利用するかが今の音楽界でのキーポイントと
なってるような気がします。
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さらにこの講座では、グラーフさんの演奏も聴くことができました。
美しい音色で、惚れ惚れしました。音楽は、年を重ねていくにつれて進化していくのだと感じました。
当日いらっしゃった方は、世界的にみても大変貴重で、特別な夜を過ごすことができたのではないでしょうか。
フェスティヴァルの最後のイベントである4日のプレミアムコンサートも楽しみですね!
(この記事はインターン生の加藤好未が担当しました。)
カテゴリ : 2018/08/02
8月1日(水)~2日(木)の2日間に渡り、静岡市清水文化会館マリナートにて、「第85回NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)静岡県コンクール」が開催されました。
アクトシティ音楽院が主催した「NHK全国学校音楽コンクールの課題曲講習会」のモデル合唱を務めてくださった浜松市立広沢小学校、都田中学校、与進中学校、北浜中学校も出場されました。
参加された学校は、合唱セミナーで指導いただいたことを生かして、より素敵な響きとなっていました。
審査の結果、小学校の部では広沢小学校が金賞を受賞しました。また、中学校の部では与進中学校が金賞を受賞し、北浜中学校が銅賞を受賞しました。
金賞を受賞した広沢小学校、与進中学校はともに、9月1日(土)、2日(日)に名古屋文理大学文化フォーラムで開催される東海北陸ブロックコンクールに出場します。
金賞を受賞した浜松市広沢小学校の皆さん おめでとうございます!!
カテゴリ : 2018/08/02
7月31日(火)「第24回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」オープニングコンサートが開催されました。
ホールいっぱいのお客様をお迎えして、第1部、第2部と約2時間夢のような素晴らしい演奏が披露されました。
第1部では、木管楽器によるプーランク6重奏曲を聴きました。
それぞれの楽器の音色が優しく互いのメロディを引き立て合いながら
調和する演奏はとても心地よいものでした。
第2部では、パイプオルガンとトランペット2重奏の共演に始まりました。
互いにアイコンタクトを取り合いリズムを体で刻みながら演奏している姿が印象に残っています!
息がピッタリで軽やかなメロディと、舞台上のまるで夕日のような暖かなライティングは、
とてもゆったりとした気持ちになりました。
サクソフォン四重奏では映画「スターウォーズ」で有名な作曲家ジョン・ウィリアムズ氏による
映画「シンドラーのリスト」テーマ音楽が演奏されました。複雑に重なり合う音がとてもかっこよかったです。
そして金管五重奏、華やかなイントロから始まり安らかなメロディを奏でながら
しっかりとした音の強かな演奏は迫力がありました!
最後には出演者があらためて舞台上に立ち、観客席から拍手が沸き起こりました。
出演者たちは握手を交わし合い、観客席に手を振って笑顔で応えてくれました。
こうして今日のオープニングコンサートは幕を閉じました。とても素敵な夜となったのではないでしょうか!
これからはじまるアカデミーをはじめ、様々なプログラムもとても楽しみです!
(この記事はインターンの太田恵が担当しました。)
カテゴリ : 2018/08/01
8月1日(水)、「第24回 浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」の開講式が行われました。
開講式では教授陣を代表して、ペーター=ルーカス・グラーフ先生(Fl)よりご挨拶をいただきました。
ペーター=ルーカス・グラーフ先生は、
「我々音楽家個人では世界を変える力はないけれど、調和を追求することで、
少しでも影響を与えられるようになってほしい。そして、この浜松で刺激的な時間を過ごせたらいい。」
と語られました。
続いて浜松市出身の、北畠志保さん(フィリップ・ピエルロクラス(Fl)が、受講生代表の挨拶と、
今回初参加するアカデミーへの期待をお話してくださいました。
北畠さんは、
「このアカデミーの受講は今回が初めてで、幼い頃より憧れていたので、参加でき喜ばしい。
世界で活躍する先生のレッスンを受け演奏を間近で体感し、たくさんのことを発見・吸収し、
充実した5日間を過ごしたい。」と意気込みを語ってくださいました。
代表挨拶のあとは教授陣、通訳さん、ピアニストの紹介があり拍手で皆さんを歓迎しました!
開講式のあとは顔合わせ、その後はさっそくレッスン開始です。
そして、8月4日(土)にはアカデミーを通して各クラスから演奏者が決定する、
「教授推薦・選抜受講者によるコンサート」が行われます。ぜひご来場ください。
(この記事はインターン生の宮﨑静が担当しました。)
※コンサート、レッスン風景など順次更新いたしますのでお楽しみに!
カテゴリ : 2018/08/01