9月1日(土)に吹奏楽セミナー(小学生) 楽器パート別講座(第3回)を浜松学芸中学校・高等学校にて開催いたしました。
第3回目のパート講座では、基本的な演奏法の指導に加えてヘンデル作曲「見よ、勇者は帰る」の演奏指導も行なわれました。パート講師の指導によって、子ども達ひとりひとりの課題や問題点を明らかにして具体的な改善方法を学んでいました。
今回で、本年度の吹奏楽セミナー(小学生)パート別講座は最終回となります。
なお、本日のモデルバンドである浜松市小学校合同吹奏楽団は9月23日にアクトシティ浜松大ホールで行われる「吹奏楽トップコンサート」に出演されます。
ぜひ、ご覧ください。
カテゴリ : お知らせ 2018/09/01
8月25日(土)、主催者育成セミナーの第5回を開催いたしました。
今回は2時間たっぷり企画会議です。自分の考えていること、思っていることを表現していきましょう。
皆さんに3~4回目にかけて挙げていただいたコンサート出演候補者について、
話し合いによりだんだんと絞っていきます。
どのアーティストも魅力的ですが、1つの案に集約できるよう意見交換しました。
今年も様々な年齢層の方がいらっしゃるので、お互いの価値観や考え方が時にはぶつかり合います。
今回を通しだんだんと見通しがたってきましたね。夜遅くまでお疲れ様でした!
次回は実際のコンサート会場となる音楽工房ホールで、舞台製作について勉強して、
その後いよいよ出演者の決定です。
事務局もリサーチを一層頑張りますので、次回までにどんなコンサートにしていきたいか、
皆さんそれぞれご自分の中で深めてみてくださいね。
カテゴリ : 2018/08/28
8月10日(金)、聖隷放課後クラブはなえみ高丘にて修了生公演事業を行いました。
「はなえみ高丘」では、学校終了後、または夏休みや冬休みなどの長期休暇に、
生活能力向上のために必要な訓練、社会との交流の促進を目的とした活動を行っています。
施設内には元気な子どもたちの声が響いていました。
今回の出演は、
近藤 春菜さん(サクソフォン、浜松国際管楽器アカデミー修了生)、
澄田 聖子さん(ピアノ)です。
会場となる部屋の壁には、夏らしい装飾がされてとても賑やかです。
客席には「はなえみ高丘」の子どもたちと、同放課後クラブ「はなえみ和合」からも
子どもたちが来てくれました。
また、「はなえみ高丘」と同じ施設でリハビリを行う高齢者の方もお越しいただき、
満員御礼。
いよいよ、演奏会が始まります。
プログラムは、子どもたちにも聴きなじみのある曲を中心に、
美しいメロディーのクラシック曲も。
知っている曲には自然と手拍子や、歌を口ずさむ方もいました。
近藤さんは途中で、楽器を「ヴェノーヴァ(歌口がサックス、運指はリコーダーの電子楽器)」を
紹介し、演奏してくれました。子どもたちも新しい楽器に興味を持っているようす。
アンコールでは、「ふるさと」を歌い終演。
近藤さんのサクソフォンの美しい音色で、皆さん笑顔で拍手をしていました。
カテゴリ : 2018/08/16
第24回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァルの、
教授推薦・選抜受講生による「プレミアムコンサート」の出演者が先ほど決定いたしました。
1. 清川 大介 (Trumpet)
2. 樋口 寛太 (Trumpet)
3. 宇名根 叶多 (Horn)
4. 佐々木 美桜 (Trombone)
5. 中川 敬斗 (Tuba)
6. 近藤 那未 (Saxophone)
7. 樫本 優作 (Oboe)
8. 千阪 爽緒 (Clarinet)
9. Sirius Chau (Flute)
10. 河西 拓也 (Clarinet)
11. 金野 龍篤 (Saxophone)
12. 山口 雄理 (Saxophone)
13. 鈴木 一成 (Bassoon)
(敬称略、出演順は都合により変更になる場合もございます。)
以上13名です。コンサートは明日、8月4日(土)に開催いたします。
プレミアムコンサートのご入場には整理券が必要となります。
当日整理券は、17:00より音楽工房ホール ロビーにて若干枚数配布予定です。
整理券をお持ちでない方は、当日席が空いていた場合のみ、ご来場いただけます。
(空席がない場合はご入場いただけない可能性もございますので、ご了承ください。)
■お問合せ
浜松市アクトシティ音楽院
お電話:053-451-1150
カテゴリ : 2018/08/03
8月2日(木)19:00から、フルート界の巨匠ペーター=ルーカス・グラーフさんの
特別講座が開催されました。ホールいっぱいのお客様が、貴重なお話に静かに耳を傾けました。
グラーフさんのフルートを始めた当初のお話や、オーケストラ時代のお話はとてもためになりました!
その一部をご紹介します。
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グラーフさんの時代はレコードなどなかった時代でした。簡単に一流の演奏聴くことなどできなかったそうです。
しかし今は、技術の進歩で、音楽が世界に普及しています。
すごくいい環境だし、技術の向上で楽器もとても良いものになり、演奏家も若い早い時期に結果を出せるような時代になりました。
しかし一方で、レコードなどの普及により音楽の地域的特徴がなくなってしまったり、
若い人たちは一流の演奏聴けるが、そのまま演奏を表面的に真似しようとする人が出てきてしまっています。
この状況はあまりよくありません。音楽家は自分で考え自分を表現することが大切という、
若い世代へのメッセージでした。私はこれを聞いて、技術の向上は、とても良いものだと思います。
しかしその影響が良いかは受ける側によるのだとも思いました。
若い才能は、技術の恩恵をどのように自分の力でうまく利用するかが今の音楽界でのキーポイントと
なってるような気がします。
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さらにこの講座では、グラーフさんの演奏も聴くことができました。
美しい音色で、惚れ惚れしました。音楽は、年を重ねていくにつれて進化していくのだと感じました。
当日いらっしゃった方は、世界的にみても大変貴重で、特別な夜を過ごすことができたのではないでしょうか。
フェスティヴァルの最後のイベントである4日のプレミアムコンサートも楽しみですね!
(この記事はインターン生の加藤好未が担当しました。)
カテゴリ : 2018/08/02