11月2日(土)、新津小学校で修了生公演事業を行いました。
今回は新津小学校のPTAが主催している「もりのこコンサート」にゲストとして出演していただきました。
このコンサートは今年で23回目、小学校の金管バンド部やバトン部、中学校の吹奏楽部も登場する
とても賑やかな演奏会です。
出演していただいたのは、松本真智子さん(浜松国際管楽器アカデミー修了生・トランペット)、
新開あき子さん(ピアノ)、河辺智美さん(パーカッション)の3人です。
ドラムの軽快なリズムに乗って、トランペットの力強い旋律とピアノの柔らかい音色が体育館に響き渡ります。
今回のプログラムはメドレーづくしでボリューム満点!
様々なジャンルからみなさんおなじみの曲が沢山登場しました。
手拍子をしたり、一緒に歌ったりと会場がひとつになってコンサートを楽しみました。
アンコールではこっそり踊っている子どもたちもいましたよ。
松本さん、新開さん、河辺さん、ありがとうございました!
カテゴリ : 2019/11/02
10月29日(火)、浜松市浜北区の新原小学校で修了生公演事業を行いました。
小雨の降るなか、全校児童と先生方約350名が体育館に集まりました。
体育館に設置されているステージは、ここ数日続いていた雨の影響で屋根からの雨漏りがあり、
残念ながら使えませんでした。
今回は、そこを避けて設置された仮設のステージで、修了生コンサートが行われました。
今回の出演は、
川上 友貴乃さん(トランペット、浜松国際管楽器アカデミー修了生)
塚本 圭司さん(トランペット)、竹内 由佳さん(ホルン)
小和田 有希さん(トロンボーン)、山本 和邦さん(チューバ)の5人の皆さん。
クラシックの聴きやすい曲から、テレビで聞いたことのあるメロディなど、
楽しい雰囲気でコンサートが行われました。
今回は、色々な金管楽器が大集合。
トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバと、
それぞれのメンバーが1人ずつ音を出して楽器の説明をしてくれました。
まずは唇だけを「ビーッ」と震わせて見せた後、マウスピース(歌口)から出る音へ、そして
楽器につなげた瞬間、「パーン」と響き渡る艶やかな音に、目の前で聴いている子どもたちから
驚きの歓声があがります。
途中のクイズコーナーでは、「ホルンはどうして後ろ向きにラッパがついているのかな?」
という質問にたくさんの手が上がりました。
「昔、馬に乗って狩りをしていた時、後ろの仲間に獲物がいることを知らせるために使われていた
んだよ」という答えにはみんなニコニコ。
他にも、「チューバの重さはさて何キロ!?」などの3択クイズが出題され、子どもたちは一生懸命
他にも、浜松まつりの激練りラッパをモチーフにした曲や、子どもたちの好きなアニメソング、
朗読付きのバレエ音楽メドレーなどが楽しいお話と一緒に次々と続きました。
友だちどうし、笑顔で体を揺らしたり「知ってる!」と声をあげて、楽しむ子どもたち。
終盤には、新原小学校の校歌を川上さんたちの演奏と先生の指揮で大合奏。
元気いっぱいの大きな歌声が体育館に響きました!
予定していた曲の後にも、アンコールでもう1曲。みんなの知っている曲を歌って盛り上がった
ところで、代表児童さんから気持ちのよいお礼の言葉をもらって終演となりました。
楽しい音楽とお話で、あっという間のコンサートでした。
カテゴリ : お知らせ 2019/10/29
10月5日(土)、主催者育成セミナーの第6回を開催いたしました。
今回は受講生企画コンサートの会場である音楽工房ホールで、
株式ステージ・ループ 今田晴義さんをお招きして、
舞台制作についての基礎知識と演出方法について、お話をしていただきました。
講義では安全管理、舞台用語などの知識面の解説に加え、
実際に照明機材や舞台機構を見せていただき、
普段はなかなかできない体験をしながら、学ぶことができました。
安全管理についての読み合わせも、声に出してみることで、
どんなことに注意しなくてはいけないか、認識できたのではないでしょうか。
セミナーの後半では、前回に引き続きコンサートについての話し合いです。
出演者もいよいよ決定してだんだんと慌ただしくなっていきますが、
みなさん、一丸となって頑張りましょう!
皆さまへの出演者の発表はもう少々お待ちください。間もなくです!
カテゴリ : 2019/10/07
9月28日(土)、浜松市西区入野町の臨江山公民館で修了生公演事業を行いました。
対象となるのは、地域で活動する「シニアクラブ臨江山」の皆さんです。
メンバーの皆さんに加えて、老人ホーム佐鳴荘からも13名が参加し、総勢35名が
臨江山公民館に集まりました。シニアクラブ臨江山の皆さんは、毎月定例会で色々なイベント
を活発に実施していらっしゃるそうです。
今回は「初秋演奏会」と銘打った修了生コンサートとして、お招きいただきました。
今回の出演は、
北畠 志保さん(フルート、浜松国際管楽器アカデミー修了生)
木村 理沙さん(ピアノ)のお二人です。
北畠さんと木村さんが演奏するステージの後ろには、来月に迫った「臨江山秋祭り」の屋台で
演奏される大太鼓が圧倒的な存在感で鎮座しています!
練習に使われているその大太鼓に見守られながらコンサートがスタートします。
聴きなじみのあるクラシック曲のほか、日本の唱歌や懐かしのメロディなども織り交ぜて、
楽しいコンサートとなりました。シニアクラブさんからのリクエストによるプログラムでは、
二人の演奏に合わせて、皆さんが素敵な歌声を披露してくださいました。
クラシック曲のうち、終盤で演奏されたモーツァルトの「トルコ行進曲」では、目まぐるしく変わる
複雑なメロディや、細かくも力強く刻まれるリズムの連続に皆さんグッと引き込まれている様子。
渾身の演奏が終わると、今までで一番大きな拍手が沸き起こりました!
終演後のアンコールでも「もう一度聴きたい曲は?」との問いに「トルコ行進曲!」と客席から
お声がかかり、お二人は嬉しそうにアンコールに応えてくださいました。
最後にシニアクラブの方から、本日の演奏のお礼と「これからもお二人の活動を応援しています!」
という温かいエールをいただき、和やかに終演となりました。
北畠さん、木村さん、ありがとうございました。
カテゴリ : お知らせ 2019/09/28
9月21日(土)に吹奏楽セミナー「アンサンブル楽譜研究講座~変則編成の可能性を探る」を開催しました。
この講座では、福島弘和氏を講師にお招きし、変則的な編成であっても魅力的なアンサンブル演奏となるポイントを作曲家の立場から紹介していただきました。 また、福島先生のお話に加えて、コーディネーターの土屋史人氏(浜松聖星高校吹奏楽部音楽監督)の解説と浜松市内のプロ吹奏楽団のフィルハーモニックウインズ浜松の団員の皆さんによる演奏を交えより実践的な形で進めていきました。
前半は、フレキシブル譜(※)を用い同じ曲であっても楽器編成が異なることで曲の色彩が大きく変わることを学びました。フレキシブル譜は大変便利な楽譜ですが、指導者が楽器の特性や楽譜の特長を理解したうえで選曲や楽器編成を決めることが重要であることを事例を基に紹介していただきました。後半は、変則的な編成で作編曲された楽譜を用い、和音の構成音を考え音量バランスを注意するようにといったアドバイスがありました。
(※)フレキシブル譜とは、本来作曲者が指定する楽器編成を指導者や演奏者にある程度任せることで柔軟な楽器編成が許された楽譜のことです。"演奏メンバーの楽器編成が偏っていて定番のアンサンブル編成譜では演奏できない"といった実情に対応するために近年盛んに出版されるようになりました。
アンサンブル・コンテストに向けて、実践的な指導のアイデアをいただきました。福島先生ありがとうございました。
カテゴリ : お知らせ 2019/09/21