10月22日(木)、浜松市立花川小学校にて1~6年生39名を対象に修了生公演を行いました。
今回の出演は、小澤諒子さん(ヴァイオリン、イーストマン音楽セミナー修了生)と村上惠三子さん(ピアノ)です。
3密を避けるため、体育館に広がって距離を保ちながら鑑賞しました。
新型コロナウイルスの影響でコンサートが軒並み中止になってから、約10か月ぶりの演奏の場だという小澤さん。
演奏者にとっても久しぶりのコンサートです。
こうして少しずつでも再開していけるといいですね。
今回は聞きなじみのあるクラシック中心のプログラムです。
その中でも印象的だったのが、パブロ・デ・サラサーテ作曲の『ツィゴイネルワイゼン』。
冒頭のメロディは特に有名で、誰もが1度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
この曲にはヴァイオリンの色んな奏法が詰め込まれているそうで、説明を交えながら演奏してくださいました。
ピッツィカートという指で弦をはじく技法は、
通常右手の人差し指を使うのに、この曲は左手もこっそり使っているのだそう。
その他にも、ヴァイオリンが出せる一番低い音から高い音までを使ったり、
複数の音を同時に弾く重音奏法が駆使されていたり、と盛りだくさんです!
音を聴くだけではなく、目で見ても色々な発見がある楽しい曲で、
本当に左手を使っているのかな?と弾いている姿を集中して見ている様子の子ども達。
演奏が終わると、感想発表の時間です。
「自分もヴァイオリンを弾いてみたいと思いました。」と手を挙げて感想を発表しました。
最後に児童からお礼の言葉と共に花束が贈られました。
久しぶりのイベント、素敵な思い出になったのではないでしょうか。
小澤さん、村上さん、ありがとうございました!
カテゴリ : お知らせ 2020/10/22
10月19日(月)に浜松市南区の飯田小学校で修了生公演事業を行いました。
今回ご出演いただいたのは、仁科恵美子さん(浜松国際管楽器アカデミー修了生・クラリネット)、
飯田花鈴さん(サクソフォン)、小久保まいさん(浜松国際管楽器アカデミー修了生・ユーフォニウム)、
山本和邦さん(チューバ)の4人で構成する「にこやまアンサンブル」の皆さん。
3密を避けるため、全校児童615名が低学年と高学年に分かれて、2部構成の演奏会となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で色々なイベントが縮小または中止になってしまうなか、生きた
音楽を子どもたちに目の前で聴かせてあげたいという先生方の熱い思いを受けて、演奏家のご協力
のもと、時間は短くても全員に音楽を届けられることになりました。いつもは全校児童が集まる
体育館ですが、間隔を空けて子供たちが座り、前半を低学年、後半を高学年に分けてコンサートを
鑑賞しました。
ユーフォニアムの小久保さんの進行で演奏会は進みます。やさしいクラシック曲の後、それぞれ
の楽器紹介。「この楽器知ってるひと~?」「吹いたことあるひと~?」の質問には積極的に手
が上がります。大きなチューバは重さ13キログラム、ぐるぐる回っているラッパの長さはなんと
10メートル!
他にも、クラリネットを次々と分解していく「インマークライナー」という曲や、1人ひとりの
演奏パートを段々と重ねていくことで音楽の成り立ちを感じてもらうクイズコーナーなど、盛り
だくさんの内容で楽しめました。
第1部の最後にはシークレットゲスト「チームあいがも」(実は1~3年生の先生たち)の登場!
にこやまアンサンブルの演奏に合わせてダンスを披露してくださいました。
先生たちが一生懸命踊る姿に子どもたちも大喜び。一緒に体を動かして楽しむ様子が見られました。
第2部のアンコールでは、金管バンド部の6年生との共演。
金管バンド部は、出演の機会がとても少なくなり、今日が初めて校内で披露する演奏なのだそうです。
この日のために、練習を重ねてきました。
ノリの良い曲でにこやまアンサンブルと息の合った演奏を聴かせてくれました。
前半、後半ともに、終演後には子どもたちからのお礼の言葉と花束贈呈のセレモニーが行われました。
にこやまアンサンブルの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
カテゴリ : お知らせ 2020/10/19