「子ども音楽セミナー」は、生涯学習音楽指導員を講師に迎え、
小中学生に音楽の楽しさを体感してもらうことを目的とした事業で、
「邦楽」「洋楽」「吹奏楽(小学生・中学生)」の3教室を開催しています。
11月17日(日)、浜松聖星高等学校の校舎をお借りして、
「子ども音楽セミナー 吹奏楽教室」の第1回目を開催いたしました。
小学生クラス・中学生クラスと2クラスを午前・午後で行いました。
聖星高校吹奏楽部、音楽監督・指揮者の土屋史人先生と、
地元浜松を中心に活躍している演奏家の山本和邦先生が講師をつとめ、
吹奏楽部の生徒さんにも指導アシスタントとしてお手伝いをしていただきました。
【小学生クラス】
今年は50名もの大人数にご参加いただき、元気よくスタートを切りました。
今回演奏する楽曲は、「茶色のこびん」のメロディーを、
すべての楽器が順番に担当していく、みんなが主役になれる楽曲です。
24名がコルネットの演奏に挑戦します。
講師の山本先生に、ケースからの取り出し方、
楽器に送り込む息の吹き方など、1つ1つ丁寧に教わりました。
いよいよ音を出すぞ、と緊張でこわばる子もいましたが、習った身体をほぐす体操をして、
リラックスしながら、全員が元気よく素敵な音を出すことができました。
後半は、合奏室に集合してみんなで演奏しました。
先生方、高校生の皆さんがやさしく笑顔で指導してくれます。
曲の始めから終わりまで、通して演奏することができました。
【中学生クラス】
午後の中学生クラスは、市内の中学1年生を対象としています。
テーマは大合奏の楽しみを体験しよう!
参加している中学の部活では、1,2年生合わせて20名いないような、
学校も多いようです。総勢80名という大人数で大合奏を体験しました。
前半はパートごとに分かれ、高校生と一緒に練習しました。
基礎練習や曲の練習など、先輩方に丁寧に教えていただきました。
後半は、土屋先生の合奏レッスンです。
J. スウェアリンジェン「シーゲート序曲」に挑戦します。
限られた時間の中で少しでも上達する姿勢や方法を教わりました。
少し難しめですが、残り2回習ったことを練習して頑張りましょう。
「子ども音楽セミナー」は各教室、3回開催します。
その後、3教室の合同発表会である「子ども音楽フェスティバル」では、
ステージで練習の成果を披露します。
カテゴリ : 2019/11/18