6月26日(火)、浜松市立中ノ町小学校にて修了生公演事業を行いました。
浜松市立中ノ町小学校は東区、天竜川が近くを流れる場所にある小学校です。
全学年の児童約360名の子供たちと先生方が体育館に集まり、5時間目のコンサート。
出演は、松本真智子さん(トランペット、浜松国際管楽器アカデミー修了生)、
新開あき子さん(ピアノ)、河辺智美さん(パーカッション)です。
中ノ町小学校は音楽の好きな先生が多いそうで、オープニングはなんと有志の
先生4名によるフルートとピアノの演奏から始まりました。
子供たちも興味津々で先生方の演奏に聞き入っていました。
その後、トランペットの松本さんを中心に、クラシックやジャズ、ポップスなど幅広い
ジャンルの楽曲を演奏。バラエティに富んだ構成でコンサートは進みます。
テンポの良い曲や学校で習ったことのある曲では、子供たちから自然と歌声や手拍子が
聞こえたり、体を揺らしてリズムに乗ったりとみんなとても楽しそう。
マナー良し、元気良し、ノリ良し、と3拍子揃った子供たちを前に、出演者の皆さんも
気持ちよく演奏している様子でした。
曲目や楽器説明の他、質問コーナーではほとんど全員が「ハイッ」と手を挙げて
参加している姿がとても印象的。
会場とステージが一体となる素晴らしい公演となりました。
カテゴリ : 2018/06/26
6月17日(日)吹奏楽セミナー(小学生) 楽器パート別講座(第2回)を浜松学芸中学校・高等学校にて開催しました。
第2回目のパート講座では、基本的な演奏法の指導に加えてAPBDA2018(第20回記念アジア・太平洋吹奏楽大会)で浜松市小学校合同吹奏楽団が演奏披露する「ともだち賛歌」の演奏指導も行なわれました。
プロ奏者であるパート講師の先生方の的確な指導によって、子ども達ひとりひとりの課題や問題点を明らかにして具体的な改善方法を学んでいました。
また、講師の模範演奏を見習って、徐々に自信を持って演奏できるようになってきました。
「ともだち賛歌」は講座の前はバラバラだった付点のリズムも後半になるとパートごとにそろってきました。
なお、浜松市小学生合同吹奏楽団は、APBDA2018のメインコンサート【2日目】に出演されます。
本日レッスンを受けた「ともだち賛歌」も演奏されますので、ぜひ聴きにいらしてください。
【出演情報】
APBDA2018(第20回記念アジア・太平洋吹奏楽大会)メインコンサート【2日目】
日時:7月22日(日) 10:00開演
会場:アクトシティ浜松大ホール
入場料:一般1,000円、高校生以下500円(全席自由)
※浜松市小学生合同吹奏楽団のほか国内外の吹奏楽団(全11団体)による熱演をお楽しみください。
吹奏楽セミナー(小学生)パート別講座は、年間で3回開催いたします。
次回最終回は9月1日(土)、会場は浜松学芸中学校・高等学校です。
聴講もできますので、ご興味のある方は是非お越しください。
カテゴリ : 2018/06/17
6月16日(土)、アクトシティ浜松大ホールリハーサル室にて
「第85回NHK全国学校音楽コンクール課題曲講習会」を開催いたしました。
この講習会は「NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)」の課題曲を題材に取り上げた指導者向けのもので、
小学校の部、中学校の部の2部構成で行いました。
講師は、昨年に引き続き合唱指揮者の武田雅博先生をお招きしました。
小学校の部のモデル演奏は、浜松市立広沢小学校の皆さんです。
課題曲「出発」について、場面ごとに区切ってタイトルをつけていきます。
武田先生が、この歌詞は誰がはなしているの?ここはどんな場面?と問いかけると、
子どもたちは想像力を膨らませながら答えていきます。
来場された先生方に向けての、生徒の音楽の引き出しは指導者が上手に与えていく、という言葉が印象的でした。
最初は緊張していた子どもたちも、武田先生の親しみやすいお人柄に惹かれて、
だんだんと表情が豊かになり、それに併せて歌声もどんどんと変化していきました。
続いて中学校の部の課題曲は、「Gifts」。
モデル演奏は、浜松市立北浜中学校、都田中学校、与進中学校の皆さんです。90名を超える大合唱団です。
何気なく歌う「下弦の月」ってどんな月だろう?UhがAhに変わるのは一体どうしてだろう?
簡単な言葉遣いで作詞、編曲の意図について掘り下げた解説をしていただきました。
それぞれ学校での練習の仕方などについても教えていただきて、大変参考になりました。
モデル演奏の皆さんは、8月開催の「第85回NHK全国学校音楽コンクール 静岡県大会」に出場予定です。
今回の講習会で教えていただいたことを、ぜひ今後の練習に活かしていってくださいね!
カテゴリ : 2018/06/17
6月9日(土)、主催者育成セミナーの第2回を開催いたしました。
1回目お休みの方も出席して、お部屋の密度も上がりわいわいと進行しました。
今回はコンサートの企画にあたってどんな準備が必要になるか、コーディネーター高橋先生からの解説です。
17年間の長い歴史をもつ主催者育成セミナー、そこでの経験や面白いエピソードなどを踏まえた実践的な講義でした。
来るプレゼンテーションに向けて、押さえたいポイントや留意すべきことなどの説明もありました。
受講生からは先々まで考えた質問や意見が挙がり、有意義な時間となりました。
次回のセミナーは6月30日(土)、いよいよ18期生による企画案のプレゼンテーションです。
今からの2週間は、講義内容や過去の資料を参考に企画を考える、忙しくも楽しい期間になると思います。
皆さんがどんな企画をお持ちになるのか、今から楽しみにしています!
カテゴリ : 2018/06/12