12月11日、浜北文化センターにて「子ども音楽フェスティバル」を開催いたしました。
このフェスティバルは、11月から音楽院で開催している「子ども音楽セミナー」の皆さんがセミナーで練習した曲を披露するコンサートです。
前日12月10日には、吹奏楽教室小学生クラス、中学生クラスを浜北文化センターで開催しました。
小学生クラスは、原田先生と静岡文化芸術大学SUAC Wind Ensembleの皆さんに指導していただきながら、翌日のステージに備えます。
中学生クラスはクラスAとクラスBに分かれて練習を行い
フェスティバルでもそれぞれのクラスで演奏します。
高校生にアドバイスをもらいながらのパートレッスンと合奏レッスンを行いました。
実際に翌日立つステージで合奏練習を行い
先生からはホール全体に音を響かせて演奏するよう、ご指導いただきました。
いよいよ、フェスティバル当日。
お箏を習った邦楽教室、ジャズコーラスを習った洋楽教室、小学生と中学1年生に分かれて習った吹奏楽教室、
全ての教室が1曲ずつ披露しました。
まずは邦楽教室低学年クラスの皆さんが「さくら舞曲」を演奏しました。
とっても緊張したようですが、練習の成果が実り、上手に弾けましたね。
次は吹奏楽教室の小学生クラスです。
このセミナーで初めて楽器に触れた子や小学校の金管バンド部で活動している子など、
楽器経験は様々ですが、皆で心を合わせて「故郷(ふるさと)」を演奏しました。
そのあとは、吹奏楽教室の中学生クラスAとクラスBの2組が演奏を披露しました。
クラスAは土屋先生の指揮で「シーゲート序曲」を演奏。
レベルの高い曲ですが、周りの音をしっかり聴いて、上手に演奏できました。
クラスBは原田先生の指揮で「インヴィクタ序曲」を演奏。
曲調をつかみ、指揮を見て堂々と演奏できましたね。
吹奏楽教室の次は、洋楽教室のステージです。
『となりのトトロ』でおなじみの「さんぽ」を振り付けつきで披露しました。
皆さん、元気いっぱい、歌って踊ることができましたね。
受講生発表の最後は、邦楽教室高学年クラスの演奏です。
「秋のうたメドレー」を披露してくれました。
とってもきれいな音色で会場に来てくださったお客様の心を癒してくれましたね。
各教室の演奏の合間には、参加者にインタビューをしましたが、
皆さん緊張しながらもしっかりお話ししてくださいました。
皆さんの演奏が終わったところで、
子ども音楽セミナーの修了証書授与式を行い、
各クラスの代表者に浜松市教育長から修了証書を授与いたしました。
また、各教室のボランティアとして参加してくださった高校生、大学生の皆さんには
感謝状を授与いたしました。
休憩後は、子ども音楽セミナーにボランティアとして参加してくださった皆さんによるステージです。
市立高校の筝曲部さんは、「雪三態」。
雪の降る様々な景色や雪と共に暮らす人々の情景を高度なテクニックを使い
美しい音色で会場の皆さんに届けてくださいました。
静岡文化芸術大学SUAC Wind Ensembleさんは
「故郷の空 in Swing」「宝島」の2曲を披露してくださいました。
小学生クラスの皆さん、いつも指導してくださった大学生の皆さんの演奏はいかがでしたか?
続いては海の星高校吹奏楽部さんです。
最初に演奏してくださった「Stella Maris(ステラ・マリス)」は
海の星高校吹奏楽部の委嘱により作曲された作品で、『ステラ・マリス』とはラテン語で海の星を意味するそうです。
その後は、「翼をください」「マンボ・フェスティバル」の2曲を披露してくださり、
賑やかなステージで会場は大盛り上がり。
今回のフェスティバルはボランティアの皆さんを入れて、総勢390名の出演。
コンサートの最後は、出演者全員で「花は咲く」を大合唱しました。
お客様の皆様も一緒に歌ってくださり、ありがとうございました。
演奏会終了後は、みんなで写真撮影!
皆さん、いい笑顔ですね。
セミナーやフェスティバルに参加してくださった皆さんが音楽をより好きになり、
また、音楽を長く続けるきっかけになれば大変うれしく思います。
カテゴリ : 2016/12/13