10月15日(土)、主催者育成セミナーの第7回を開催いたしました。
今回は、実際にコンサートを行う音楽工房ホールが会場です。
今回のテーマは「舞台制作について」。
講師をお務めいただいたのは、舞台制作会社 株式会社ステージ・ループの松田淳一さんです。
松田さんは、第2期主催者育成セミナーの修了生でもあります。
松田さんは、これまで数多くの公演で舞台監督を務めており、その経験から
舞台進行をスムーズに進めるためにどのような準備が必要なのか、現場の視点から
実践的なお話を聞かせてくださいました。
舞台演出において大切なことは、「演出のための演出になってはならない」ということだそうです。
もちろん、主催者としてどんなコンサートにしたいのかという軸も必要ですが、自分本位にならず
出演者の意向や観客の視点を尊重し、それらを上手く融合させていくことが大切なのですね。
お話の後は、音楽工房ホールの照明機材について、実際に操作しながら解説していただきました。
照明の当て方一つにも、演奏者を気遣う工夫が随所に見られ、受講生たちも熱心に聴講している様子でした。
また、この日は、セミナーの合間に主催者育成セミナー修了生によるプロジェクトチーム
「artonto(あーとんと)」の皆さんがコンサートの宣伝にいらっしゃいました。
artontoの皆さんは、11月に開催される「世界音楽の祭典in浜松 2016」の企画の一つ
「交流コンサート〈ピアノ!ピアノ!ピアノ!〉~人生をピアノで楽しむ100の方法~」
(11/3開催)の企画・運営に携わっています。
主セミの先輩方の活躍に、16期生たちのモチベーションも高まったのではないでしょうか?
セミナー後半は、コンサートについての話し合いを行いました。
チラシのデザインについての話題も挙がり、コンサートに向け鋭意活動中です!
カテゴリ : 2016/10/15