10月16日、シリーズ「音楽探訪」ピアノ音楽の様式変遷 の第3回目を開催いたしました。
第1回はソナタ、第2回はプレリュードを行い、今回第3回はエチュードについて
お話ししていただきました。
エチュードにもいくつか特徴があり、習得するものによって特徴がわかれる。
コンサートでチェルニーのエチュード集は弾かないけれど、ショパンのエチュードは良く弾かれる。
これは、チェルニーは技術の習得のための曲であり、人前で披露するものではないとされるから。
など、改めて納得できる特徴をお話ししてくださいました。
また、後半はピアノアカデミー修了生の矢島愛子さんにもご出演いただき、
実演も交えて講座を展開致しました。
最後には、矢島さんのミニコンサートを開催いたしました。
エチュードばかり弾くのは、コンクールでもなかなか無いので、
貴重な機会です。とのこと。
ドビュッシー、スクリャービン、ショパンのエチュードを、
繊細でいて力強い音色で聴かせてくださいました。
全3回行った今年度のシリーズ「音楽探訪」、
全てに講師の講座とピアニストとの対談、ミニコンサートを行いました。
皆様にご満足いただけましたでしょうか。
これから、第9回浜松国際ピアノコンクールが開催されます。
こちらにもぜひ足をお運びくださいませ。
浜松国際ピアノコンクールHP
カテゴリ : 2015/10/23