10月9日、シリーズ「音楽探訪」ピアノ音楽の様式変遷 の第2回目を開催いたしました。
第2回はプレリュードについてピックアップし、お話しいただきました。
そもそも、プレリュード(前奏曲)の定義とは何か・・・、
前奏曲というだけに、そのあとに続く曲があるのかというと、
奏ばかりではなく、前奏曲でも大曲であったり、様式は様々。
また、いくつかの前奏曲集の調性については図を用いて解説され、
このような構造を知らなかった方も多いのではないでしょうか。
後半にはゲストに地元ピアニストの石井園子さんをお迎えし、
プレリュードの印象などピアニストからのお話もしてくださいました。
ドビュッシーの前奏曲集には曲名がついているが、
原譜には曲名は曲の最後に書かれているそうで、
とてもおしゃれ、演奏者の自由に弾いていいというメッセージなのかもしれない、
などもお話しされました。
最後にはミニコンサートをしてくださいました。
オールプレリュードのコンサート、
珍しいかったのではないでしょうか。
石井さんの優美で繊細な音色にお客様も魅了されていました。
カテゴリ : 2015/10/23