• お問い合わせ
  • サイトマップ

イベントレポート

イベントレポート

シリーズ「音楽探訪」第1回

9月18日、音楽工房ホールにてシリーズ「音楽探訪」の1回目を開催いたしました。

今年度は第9回浜松国際ピアノコンクール及び第20回浜松国際ピアノアカデミーの開催を記念し、
ピアノ音楽に焦点をあてるということで、
テーマを「ピアノ音楽の様式変遷~古典から20世紀まで~」とし、
ピアノ音楽が時代と共にどのように変化したのか、ソナタ・プレリュード・エチュードに分け、
講座を行います。

9.18探訪1-1.jpg

第1回目はソナタについてお話しいただきました。
今年も講師には音楽評論家の平野昭先生をお招きいたしました。
前半は平野先生が資料やCDなどを使用し、ソナタの解説をしました。
ソナタ形式は1830年代半ばに確立した定義であったため、
その前の時代は確定したソナタ形式の定義があったわけではない、
すでに作曲されていたソナタを定義付けて、展開部が欠けているなどの解釈は違うのでは、などお話ししてくださった。

9.18探訪1-2.jpg

後半はピアノ音楽のお話なので、ゲストにピアニストの居福健太郎さんをお招きし、
先生との対談、最後にはミニコンサートで演奏してくださいました。
対談ではピアニスト目線のお話をしたり、実際にフレーズや和音を奏でて、
解説をわかりやすく表現してくださいました。

最後のミニコンサートでは、ハイドンとスクリャービンのソナタを熱演してくださり、
お客様から盛大な拍手が贈られました。

9.18探訪1-3.jpg

カテゴリ :  2015/10/15

pagetop