8月6日、「管楽器奏者のためのアレクサンダー・テクニーク」講座が
音楽工房ホールにて行われました。
アレクサンダー・テクニークは、悩みを解決するために、本人の癖や意識を
改善していく方法論のことです。
講師は、管楽器トレーナーで、アレクサンダー・テクニーク教師のバジル・クリッツァ―先生です。
講座は、クリッツァ―先生が6人の受講生を指導する形で行われました。
受講生のひとり、サックス奏者の粕谷さんのレッスンでは、「息が鼻から抜けてしまい、音が出しづらい」
という悩みに対して、先生が「息の圧力を上にかけるイメージで吹いてみるといいよ」とアドバイスされました。
アドバイスを受け粕谷さんが再び演奏すると、音色の変化が分かり、会場がどよめきました。
粕谷さんも、以前より吹きやすくなったと自身の変化を実感しているようでした。
また、聴講している方々も、お話を聞きながら体を動かしたり、質問をするなど、
積極的に参加する姿が見られました。
時にユーモアを交えながらも適切なアドバイスで、参加したみなさんも楽しく、有意義な時間を
過ごすことができたのではないでしょうか。
(こちらの記事はインターン生、杉山貴大が担当いたしました。)
カテゴリ : 2015/08/07