7月4日(土)に「音楽アラカルト」の第1回目を開催しました。
本事業は、音楽のジャンルを問わず、通常のコンサート等では表れない様々な切り口から内容を取りあげ、
音楽により親しんでいただく初心者向けの講座として全4回開催いたします。
毎回、音楽監督の竹森道夫氏より、テーマと講師をご推薦いただいております。
今回は11月21日(土)から始まる「第9回浜松国際ピアノコンクール」の開催を記念し、講師にピアニストで
コンクールの審査委員・専門委員の植田克己先生をお迎えしました。
今年は、ショパン、ロン=ティボー、チャイコフスキー、リーズ等、国際ピアノコンクールの当り年です。
「浜松国際ピアノコンクール」も世界から注目されており、42ヶ国1地域から449名の応募がありました。
講座では449人から87人に絞ったDVD予備審査でのお話や、今回のコンクールの
注目点・聴きどころのお話をしてくださいました。
コンクール第3次予選では室内楽、本選ではオーケストラと共に演奏します。
他の奏者と一体感のある演奏をすることと同時に、その中で自分の個性をいかに出せるか、
コンクールで先に進んでいくためには、幅広い能力が求められます。
また、芸術を審査する難しさや、コンクールを通して新たな才能に出会える喜び等、
審査員としての想いもお話いただきました。
中盤では2曲演奏もしていただきました。
モーツァルト/幻想曲 ニ短調 K.397
シューマン/アレグロ ロ短調 Op.8
第2回は7月18日(土)。演出家の田尾下哲先生に「〝ブラックジャック〟は舞台に立つのか⁉ ~
浜松市民オペラ 手塚治虫作品オペラ化への挑戦‼ 」というテーマで、
8月の世界初演に向けて制作真っ最中の現場のお話をしていただきます。
チケットは現在発売中です。皆様のお越しをお待ちしております。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.actcity.jp/hacam/calender/detail.php?id=15630&ym=201507
カテゴリ : 2015/07/06