本日、吹奏楽セミナー合奏講座(中学生編)を開催いたしました。

講師には昨年度から引き続き吹奏楽指導者の中村俊哉先生にお越しいただきました。

午前中は浜松市立高台中学校吹奏楽部を対象に
全日本吹奏楽コンクールの課題曲Ⅱ，Ⅳ番をレッスンしていただきました。



前半は基礎合奏のレッスンをしていただきました。
毎日やっている基礎合奏も、適当にやるのではなくしっかりやらないと、
やる意味はない。チューニングは基本音だけでなくいろんな音を吹いて合わせる。
音のピッチが揃うと濁っていなくなるだけでなく、音が響いたり、膨らんだり、輝いたり・・・、良いことばかり！

曲のレッスンでは、メロディの中心はどこなのか、エネルギーがある音は、和音進行に敏感になど、
曲を演奏するうえで大切なことを教えてくれました。
また、場面ごとに曲風の切り替えが大切、自分たちの演奏を録音して聴くことで、
指摘されている部分の足りなさにに気づくことができると教えてくださいました。



午後は浜松市中学校選抜吹奏楽団をモデルバンドとし、
序曲「春の猟犬」を用いてセミナーを行いました。
テーマのリズムを正確に演奏することや常にそのリズムを感じていること。
同時に様々なメロディが出てきても、主役はきまっているからどのメロディも大きく演奏してよいことは無い。など、曲に対しての指導や、
ハーモニーが合っていたり、バランスが良い時に気持ち良い、いい音楽ができていると感じ取れる感覚を身につけることが大切。など、指導方法や練習方針のアドバイスが盛り込まれた内容で行われました。

次回は11月に開催予定です。
詳細は決まりましたら、HPにて公開いたします。