新年度を迎え、4月5日(日)にアクトシティ音楽院事業1つ目となる
吹奏楽セミナー 「保科洋の吹奏楽楽曲分析・解釈講座」を開催いたしました。
講師には浜松市アクトシティ音楽院の音楽監督でいらっしゃる保科洋先生、
演奏にはフィルハーモニックウインズ浜松の皆さんをお迎えしました。
午前中は楽曲分析の基礎のお話、午後は「2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲」を取りあげ、
1曲ごとに楽曲分析をしていただきました。
この講座の魅力は作曲家でいらっしゃる保科先生ならではの解釈を学べることです。
保科先生の作曲された「風紋」も1987年の吹奏楽コンクールで課題曲となり、
その後多くの人々に愛されている作品ですね。
楽器の音量バランス変えた際のサウンドの違いや、アクセントの置き方による印象の違いなど、
バンド演奏を交えた実践的な講義をしていただきました。
「楽譜とは『色のないデッサン』であり、演奏することは色を付けていくこと。
だからこそ難しさや面白さがあります。」
是非今回学んだ内容を吹奏楽コンクールでも活かしていっていただければと思います。
カテゴリ : 2015/04/06