8月6日、静岡文化芸術大学講堂では、第20回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル ソロコンサート(木管楽器)を開催いたしました。
19時開演で、約350名という大勢の方にご来場いただきました。
最初の演奏は、クラリネットでウェーバーの「コンチェルティーノ Op.26」でした。
演奏者はアルベローラ先生と松浦真沙さん。
クラリネットとピアノの絶妙なかけ合い、素晴らしい演奏に大きな拍手が沸き、会場があたたまりました。
その後、サクソフォン、ファゴット、フルートと続き、緊張感の中、それぞれの楽器の音色が響きました。
15分の休憩の後、オーボエに始まり、2曲目は須川先生とフルモー先生の2本のサックスとピアノで、長生淳さん作曲「パガニーニ・ロスト」が演奏されました。
柔らかい音色での2本のハーモニーや高音が響く2人のソロのかけ合いは素晴らしく鳥肌が立ちました。
その後、クラリネット、フルートと続き、最後のサックス、ピアノによる「スロヴァキアン・ラプソディ」の演奏では、様々な奏法と次々に変わる曲調や音色に、盛大な拍手がおくられました。
5種の木管楽器のそれぞれの音の特徴や、曲ごとの雰囲気、曲調によって変わる音色など、最初から最後まで聴きどころが詰まった、素晴らしいソロコンサートでした。
(こちらの記事は、学生スタッフの壽ひとみが担当いたしました。)
カテゴリ : 2014/08/07