8月8日(金)、クリエート浜松ふれあい広場にて「田久保裕一の指揮法講座」の第1回目を
開催いたしました。この講座は、全3回に渡って行われ、受講生たちが指揮のノウハウを学びます。
今年の受講生は、中学生や小学校の教員、アマチュアの楽団に所属されている方や趣味で楽器を
演奏している方など、総勢11名の音楽愛好家たちです。
受講生は、A・Bの2グループに分かれ、それぞれ合奏曲と合唱曲の課題曲を指揮します。
この日の課題曲は、Aグループがベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第4番 第1楽章」、
Bグループが、合唱曲「ウィーン我が夢のまち」です。
受講生は、指揮棒を持つのが初めてという方から、部活動や授業、所属する楽団で指揮の経験がある方まで、
様々な方がいらっしゃいましたが、田久保先生は受講生一人ひとりの様子を見ながら的確なアドバイスを
してくださいました。
田久保先生は、指揮者のポイントとして、演奏者を「やる気にさせる」「その気にさせる」「いい気持ちにさせる」
という「3つの気」を挙げました。オーケストラに限らず、学校や会社など、様々な組織においても共通して言えること
ではないでしょうか。
また、目力や表情、呼吸など、指揮はただ手を動かすだけでなく、全身を使って表現することで演奏者から音楽を
引き出していくものだということを、レッスンを通して教えていただきました。
次回の指揮法講座は、8月22日(金)です。
受講生のみなさんは、今回教わったことを次回の課題曲に活かせるように、復習してきてくださいね!
また、聴講も可能ですので、ご興味のある方は是非お越しください!
カテゴリ : 2014/08/09