7月26日(土)、浜松文芸館にて開催された「ひつじのおはなし会」にて、修了生公演事業を行いました。
修了生公演事業では、「浜松国際管楽器アカデミー」や「浜松国際ピアノアカデミー」を受講した修了生を
派遣し、演奏会を実施しています。
今回演奏を行った「ひつじのおはなし会」は、浜松市内で朗読会を実施している市民サークル
「おはなしおばさん」による朗読会です。
今年で結成5周年ということで、いつもとは少し趣向を変え、朗読とフルートによる演奏を行いました。
まずは、おはなし会ならではのプログラムとして、朗読と演奏のコラボレーションが行われました。
絵本「100万回生きたねこ」の朗読に合わせて、物語の始めと終わりにフルートによる演奏を
していただきました。
物語の雰囲気に合った選曲とフルートの澄んだ音色に、自然と物語の世界に引き込まれていきました。
朗読の合間には、ミニ・コンサートも行われました。
シューベルトの「アヴェ・マリア」やフリークの「モーツァルトの子守歌」をはじめ、
みなさんどこかで耳にしたことのあるクラシック曲を解説も交えながら演奏していただきました。
例えば、「モーツァルトの子守歌」は曲の特徴から長い間モーツァルトが作曲したと考えられて
いましたが、本当の作曲者は医者でアマチュア作曲家のフリークという人物であった、など、
初めて知ることも多く、色々なことを知った上で鑑賞すると、より一層演奏を楽しむことが
できたのではないでしょうか。
また、「日本の童謡メドレー」と題し、「夏は来ぬ」「ふるさと」など、懐かしの童謡をメドレー形式で
披露してくださいました。
お話も、物語の朗読や詞の群読など、様々な形式で披露してくださり、お話あり、演奏ありの
とても充実した会になりました。
さて、今回出演した修了生も過去に受講した「浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバル」の
開催が近づいてきました。
今年は20周年を記念した様々な関連イベントも行われますので、是非お越しください!
詳細はこちら。
カテゴリ : 2014/07/26